犬と暮らして①夜は家にいなさい
- rin nagira
- 7月10日
- 読了時間: 3分
2025年7月10日
こんにちは、あんこです。
犬と暮らして、大きな気づきをシェアしたいです。
⭐︎『夜は野生動物たちの時間』⭐︎
コダマノモリを開いて、初めてのお客様、
ネイティブ・アメリカンと生活を共にしたり、海外を旅していたカップル、〈タユタ〉の2人と
合わせて5人のお友達が泊まりに来てくれました。
みんな、山の中に暮らしていて
電気ガスは契約せず、山の水と薪で暮らしている。
家族でケータイを一つ、電波がギリギリ入る庭のはじっこまでいって、必要があれば電話する。そんな感じのみんなの生活。

想像してみてください、その旅人たちを。
当時の私からしたら、みんながすごい風貌に見えました!
着けているアクセサリーや着ている服も、全てが見たことない雰囲気。
でも、全員から出るバイブレーションと笑顔はあたたかく、ハートをギュッと締め付けられたり、こじ開けられたり、頭をガーンと殴られるような話もたくさんありました。
彼らは、私になんにも遠慮なく、初めから仲間だったかのように心の壁なく接してくれました。
『夜遅くまで電気をつけたら、この目の前の柿の木だって、まぶし〜っ!迷惑〜!てきっと思ってるよ。。静かにして早く寝てね。』
ガーーーン。
ほんと、そーだよね。
野生動物の中にも夜行性の動物がたくさんいます。
やっと活動時間が来たのに、人間たちがうるさく車でウロウロしてたら安心して活動はできないですよね。
うちの夜も、犬たちが7時ごろになると、森の方へ向かって吠えることも多々あります。
きっと鹿や猪、熊達が近くに寄ってきているのでしょう。
みんなの生活を邪魔しちゃいけない。
地球は樹々や虫、動物達と共有のものなのに、24時間、人間が人間の好きなように生活していること。
これが不自然だと、改めて気づくことができました。
言われた一言が、心に深く刻まれています。
コダマノモリでは
年に一度くらいは、お祭りのように夜、音楽祭を開催することはありますが、
基本的には早寝を徹底するようにしています。
Wi-Fiも9時まで。(それでも遅いよね)
せめて、それくらいは行動したい。
うちは、現在縄文柴犬が7頭になりました。
静かな月夜の森に響く、7頭の一斉の遠吠えは、一瞬、引き込まれて聴き入ってしまうような迫力と、美しさがあります。
倫ちゃんがすぐ、見回りに行ってくれますけどね。
野生の動物たちが入ってきてたことは、
やっぱり、ありません。
古墳の丘の上や、山裾の斜面にいるんだろうね。
わたし達は、この森の一部に間借りしてるだけだね。

あんこ
コメント